瓦屋根から
横葺き板金屋根への
リフォーム
こちらは瓦屋根から横葺き板金屋根にしたリフォームになります。
屋根はスレート瓦で築40年のお宅になります。工事施工の順にご紹介いたします。
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まず瓦を全て撤去します。 既存の野地板の状況がかなり悪化しているので垂木(縦に打ち付けてある材木)を打ち強度をつけました。写真では見えませんが打ち付けた場所の下にも同じ間隔で垂木が打ち付けてありますのでその場所をめがけ新規垂木を狙い打ちます。
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その上から野地板(構造用合板)を打ち付けます。 構造用合板の厚みは12㎜です。この厚みがあれば十分屋根に強度がでますし屋根材をしっかりとめる事ができます。構造用合板(針葉樹合板)は、杉など針葉樹を使用した合板のことです。一般的に節が目立つので仕上としては利用しにくく、下地材として使用します。
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合板の上に下葺き材のPカラーを貼ります。 この下葺き材はどんな屋根を葺く時でも必ず必要なもので屋根工事には不可欠なものになります。
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最後にガルバリウム鋼板製の横葺き板金屋根材を取り付けて施工完了となります。 どんな建物にもマッチする横葺き材でカラーも豊富でお好みの色が見つかると思います。またガルバリウム鋼板の表面の塗膜中に特殊な熱反射性顔料を添加しているので太陽光による鋼板の温度上昇を抑制し、屋内への侵入熱を低減する効果があり夏季の冷房負荷軽減による省エネ効果が期待できる商品になります。
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鋼板のため屋根への積雪が滑りやすくなるため雪止めも一緒に取り付ける事もお勧めしております。 雪止めはステンレス・鉄・アルミなど色々ありますが当社のお勧めはステンレスです。常に屋外にあり雨ざらしになっている屋根材は高耐候のものを選択してください。屋根はいつも建物とお客様の生活を守っているのです。
※屋根の形状・勾配・周辺環境によって変動いたします。